安心のベノサン弾性ストッキング♪

〜医療用じゃないと効果ない〜

弾性ストッキング、医療用ベノサン7000の禁忌事項

医療用弾性ストッキングの禁忌事項

 弾性ストッキングは、むくみ予防や深部静脈血栓症の予防のために活用しますが、やってはいけない禁忌事項があります。

  

このことを、知らずとやってしまうと弾性ストッキングの効果が無いだけではなく、逆に有害な障害を及ぼすことになるので、しっかりと最後までお読みください。    

弾性ストッキングの特徴は、圧着が強い

 弾性ストッキングは、医療用であっても、一般用であっても、基本的に普段のソックスやストッキングより弾性ストッキングの方が圧着が強いです。圧着が強いことは、当然なことかと思うかもしれませんが、知らないことで、後に合併症の併発や不具合の原因となるため、重要なことと認識した上で必ず頭に入れておきましょう。

  

弾性ストッキングの禁忌事項

 シワを作らない

サイズが合っていなかったり、シワができると局所的な圧迫が加わります。一般のストッキングより、圧着力が強いため、シワができることによって、医療用弾性ストッキングの圧が、一部分に集中してしまい皮膚を圧迫してしまいます。

 医療用弾性ストッキングが圧迫することによって、阻血状態といって、血の廻りが滞ってしまう現象が起きてしまいます。その結果シワによる圧迫によって、血行障害が起きます。最悪な場合壊死といって、二度と回復しないくらい酷くなる場合もあるため、気をつけましょう(長時間の圧迫によって阻血→壊死となります)。また、神経の圧迫が長くなると、正座をしたように足が痺れる、腓骨神経麻痺、いわゆる下垂足という、つま先が持ち上がらない状態となってしまいますので、医療用弾性ストッキングのシワを作らないように、意識しましょう。

  

 損傷部位は避ける

傷がある場合は、長時間の弾性ストッキングの着用は控えましょう。傷がある部分は、非常に弱い部分となっており、弾性ストッキングをしたまま動くことで、皮膚とストッキングの間で軽い摩擦が起きます。普段なら、気にもならない摩擦ですが、皮膚が弱っていると、かぶれや発赤の原因になる可能性が高く、擦れたことによる皮膚トラブルの発生が起きる可能性があるため、傷を負った場合は慎重に履きましょう。

 

 無理に折り返さない

サイズが合わないと、サイズの調整のため端を折ったり調整しようとします。しかし弾性ストッキングの場合は、折り返しは禁忌です。なぜなら、折り返すことによって、弾性ストッキングが二重となり、加わる圧も2倍となります。弾性ストッキング自体、着圧が高いストッキングとなるため、2倍となるとかなりの圧力となり、圧迫の原因になります。血管障害や神経障害の原因となるため、医療用弾性ストッキングのサイズは、ちょうどのサイズあるいは少し短めになるように購入しましょう。

 

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